算数に興味のある方、集まれ~!!

次回、第99回は、11月26日(木)です。提案は「緑表紙」(低学年)、「数学的な考え方を育てる」(6年生)、「拡大図と縮図」です。
第100回は1月31日(日)です。内容は次回決定します。
興味のある方はご連絡ください。
みなさんのご参加をお待ちしています。
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mo.ri2.n.mo.ri2.n@gmail.com

2012年6月19日火曜日

第62回 さんまの会 報告

第62回 さんまの会
日時:6月19日(火)
内容:提案 「『関数の考え』を育てる継続的な指導」ついて
 昨年度に引き続き、今年度もさんまの会として日本数学教育学会(日数教)に「『関数の考え』を育てる継続的な指導」を提案します。
 『関数の考え』とは、規則性を意識しながら問題を解釈し、見つけた規則性を使って問題を解決したり、発展的に考えたりすることです。『関数の考え』は、数量関係領域に位置付けられていますが、他領域はもちろん、他教科や日常でも活用することが出来ます。また、自ら問題に語りかけ、その先を見出そうとする「算数を創る子ども」を育てるためにも、ぜひ身に付けさせたい見方や考え方です。そのために、教師が意図的・継続的に指導することが必要であると考え、昨年度は『関数の考え』を低学年のうちから意識的に指導することの必要性を提案しました。
 今年度は、習慣的に『関数の考え』を使おうとする態度を育てるために、具体的な授業実践に取り組みます。例えば、①きまりを見付ける授業、②きまりを使う授業、③きまりの仕組みを考える授業、④前に見付けたきまりを使う授業、の4つの視点で教科書や授業を見直したり、調査問題を実施し、子どもの変容を追ったりします。1年間を通して実践し、来年度その成果や課題をまとめて3回目の日数教での提案を予定しています。関心のある方は一緒に実践に取り組んでみませんか。