算数に興味のある方、集まれ~!!

次回、第99回は、11月26日(木)です。提案は「緑表紙」(低学年)、「数学的な考え方を育てる」(6年生)、「拡大図と縮図」です。
第100回は1月31日(日)です。内容は次回決定します。
興味のある方はご連絡ください。
みなさんのご参加をお待ちしています。
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2012年10月10日水曜日

第65回 さんまの会 報告

第65回 さんまの会
日時:10月9日(火)
内容:1.「三角形(三角形の仲間分け)」(3年生)
    2.「比例と反比例」(6年生)
1.「三角形(三角形の仲間分け)」(3年生)
 4種類の長さのストローを使って三角形を作り、できた三角形を仲間分けする学習です。
 授業者は、子どもが辺の長さに着目して弁別し、その後の二等辺三角形や正三角形の学習につなげることをねらいましたが、子どもは直角があるかないかに着目して仲間分けしました。このことから、子どもの反応が教師の意図と違うときどのように授業展開すればよいのか。また、子どもの思考をシンプルにさせてスムーズに学習を進めていくことと、失敗し迷いながら進めていくのではどちらが子どもにとってよい授業なのか、などが話題になりました。
 時間に限りのある授業では、いつまでも子どもの反応につきあえない現実があります。しかし、子どもの反応を生かして授業を組み立てることは大切です。特に、本単元では、図形の弁別を通して自分なりの観点を生み出すことが重要な学習です。自分で観点を決めて物事を見れるようにするなど、子どもの反応と向き合うためにも、教材研究が大切であることを改めて考えました。

2.「比例と反比例」(6年生)
 理科で使用するてんびんやはかりを使って、釣り合うおもりの位置やバネののびがそのまま比例や反比例のグラフになる学習の実践報告です。
 場面を表に表し、表からグラフにかくことはよく扱いますが、目に見える状態そのものをグラフに表すことができる様子は、子どもも楽しみながら学べると思います。
 様々な教材のネタをもつことで、授業の幅も広がり魅力も増すと考えさせられる提案でした。