算数に興味のある方、集まれ~!!

次回、第99回は、11月26日(木)です。提案は「緑表紙」(低学年)、「数学的な考え方を育てる」(6年生)、「拡大図と縮図」です。
第100回は1月31日(日)です。内容は次回決定します。
興味のある方はご連絡ください。
みなさんのご参加をお待ちしています。
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mo.ri2.n.mo.ri2.n@gmail.com

2011年6月6日月曜日

第51回 さんまの会 報告

第51回 さんまの会 報告
 日時: 6月 6日(月) 18:00~
 内容:①1年生「10より大きい数」
     ②6年生「小数のわり算」

   1年生「10より大きい数」
 20までの数の数え方や唱え方を理解させたり、「10のまとまりと端数がいくつ」と見て数え方を工夫させるための指導について話し合いました。子どもが「数えたい」「数えるためにきれいに並べてみたい」「ブロックに置き換えてみたい」などのように考えさせるには、どのような展開がよいのか。10~20までの数を「10といくつ」に分けると数がとらえやすいことを子どもに気付かせるには、どのような発問がよいのか。など、子どもの意欲をかきたて、思考を追って学習を進められる教師の心得についても話題になりました。

   6年生「小数のわり算」
 1より小さい数でわると商はわられる数より大きくなります。これまでは、わると小さくなっていた商が、なぜ大きくなのかなと驚きと興味をもって学習するための指導法を考えました。計算をして答えを求めるだけではなく、わる数による商とわられる数の関係を、子どもが意欲的に解き明かそうとする工夫です。数直線に表したり絵に描いたりして具体的に考えることや、被除数はそのままにして除数を1.2、1.1、1、0.9、0.8・・・と変えていくことで商の変化を発見することなどがあげられました。
 他にも、少数のわり算の決まりから考える方法もあります。例えば、÷0.5は×2と同じであることを発見することで、商がわられる数より大きくなることに気付くこともできます。
 これまでのわり算と違うことを、不思議でおもしろいと思うか、逆に混乱させてしまうか、子どもの思考を予想しつつ、学習を組み立てることの大切さを話し合うことができました。

2011年5月23日月曜日

第50回 さんまの会 報告

第50回 さんまの会 報告
 日時:平成23年 5月23日(月)
 内容:「わり算」3年生


 今回で第50回を迎え、記念すべき会となりました。
 第3学年のわり算(除法)で学ぶことは、「除法の意味について理解し、それらを用いることができるようにすること(学習指導要領より)。」である。わり算の指導の際、提案者が考えた7つのことについて話し合いました。
 7つの話題のひとつは、「導入は「等分除」と「包含除」のどちらがよいか?」です。「等分除」で導入している教科書が多いが、これは児童の生活体験に合うので意味理解しやすいという利点があります。一方、「包含除」は答えを求める思考がかけ算の意味と合うことや割合の考えともつなげやすいという利点があります。教師は、それぞれにメリットやデメリットがあることを理解して指導する必要があることが分かりました。
 「等分除の場面を包含除で操作する児童にどのように指導すればよいか?」についても話し合いました。全体を1つ1つ分けていく等分除の操作場面を、1つ分の数を見つけて包含除の操作で解決する児童がいます。わり算の2つの場面を的確にとらえ、その意味の通りに操作をできるようにすることは大切です。そのために、問題文の全体の数量をかくしたまま提示したり、一度動かした物は動かせないなど操作に条件を付けることなどの工夫が考えられました。
 他にも、「技能は身に付けているが、わり算のイメージがつかない児童への指導」「等分除の場面で、それって本当に3の段?と児童に聞いたら」「a÷a=1、0÷a=0、a÷1=aはなぜ大切か?」「分離量では理解できるのに、連続量では理解できない理由は何か?」「なぜ倍と除法の意味を指導するのか?」など話し合い、今後のわり算の指導に役立てることができる会になりました。

2011年4月30日土曜日

第49回 さんまの会 報告

第49回 さんまの会 報告
 日時:平成23年 4月30日(土)
 内容:「算数の授業開きなど」

 新年度を迎えました。今回は、私立小学校の算数勉強会WA会と共同で開催し、新しいクラスでの算数の授業開きを紹介し合いました。算数の授業を通して、どのような学級や子どもを育てたいかという思いも盛り込まれた提案でした。多くの提案がなされ、おなかいっぱいになる会でした。今回も、明日からの授業実践に生かしたいと思うことばかりでした。

①「21を言ったら負けゲーム」(3年生)・・・・2人で対戦し、1から順に数を言っていきます。一度に言えるのは3つまで。最後に21を言った方が負けです。先生と対戦すると、必ず先生が勝つ。どうしてだろう、何がきまりがあるのだろうか? この疑問を解明し、説明する学習を通して、算数の授業が楽しいこと、数にこだわると見えてくること、みんなで学び合うとわかることがあるということを、子どもたちが実感できる実践でした。

②「見つけたきまりを使って、次にくるカードを考える」(4年生)・・・・きまりを見つけることで関数的な考えを育てたい、きまりを自分でつくる楽しさを味合わせたいという教師の思いが込められています。「□春→□夏→□秋→□冬→」の次にくるカードは何でしょうか? 子どもは1年の四季を思い、□春と答えます。では、「□春→□夏→□春→□夏→」や「□秋→□冬→□秋→□秋→□冬→」の次にくるのは? 子どもは並んだカードの規則性(繰り返し)を見つけ、□春や□秋であると説明します。次は、3種類2枚ずつの6枚のカードをトランプのようにきって並べ、偶発的にできた順番に理由を付けて次にくるカードを決めます。子どもが自分の考えをもち、自分の考えを伝え、人の話を聞き協力して課題を解決する力を身に付けることを具現化した実践でした。

③「数表ゲームで遊ぼう」(2年生)・・・・2人で対戦し、0から99までの数表(10×10マス)を使います。じゃんけんに勝ったら下に1マス、負けたら右に1マス進みます。先に99より大きな数(一番下の段)を超えたら勝ちです。ゲームの途中で現在の数(升目)を言うと、先生は勝敗をぴたりと当てます。例えば、85にいるなら8回勝って5回負けてると。さらに、その対戦者は5回勝って8回負けていることまでも。どうして先生は勝敗がわかるのだろうかと子どもは不思議に思い、そのナゾを解こうとします。そして、一の位と十の位に着目して勝敗がわかることや、対戦相手の数は自分の数とひっくり返っていることなどに気付き説明します。これから、子どもが課題に対して自ら問いをもち、進んで課題を解決していけるように育てたいという教師の意図を表した実践でした。

④「星空に虹を(カードゲーム)」(各学年)・・・・オリジナルのカードゲームを使って算数の学力アップをねらっています。取り扱う教師の意図で、子どもの論理性や発展性を育てたり、数感覚を磨くことのできるものでした。ルールを子どもが考えて広げていくことでより複雑な計算や数感覚を育てたり、使えるカードを限定するなど制限をかけることで状況を乗り越える工夫が生まれるなど考えられます。学年や単元に応じた扱いができるものでした。

⑤「対称」(6年生)・・・・パターンブロックで正十二角形を作る活動を取り入れた「対称」の導入です。それぞれの子どもが並べた正十二角形の模様を、対称性に目を向けて分類します。すると、線対称、点対称、線対称であり点対称でもあるもの、どちらでもないもの4つに分類できます。活動や子どものつくった作品を扱って学習を進めることで、学習に興味がわき、自主的な取り組みができるようになる実践でした。

⑥「紋切り遊び」(6年生)・・・・紋切り遊びは、江戸時代から庶民のあいだで親しまれてきた切り紙遊びです。自分の考えを論理的に説明する力を付けることや、作業的・体験的活動を通して理解を深めることをねらって、紋切り遊びを「対称」の導入に取り入れました。2つ折りして切った形や2つ折りをさらに2つ折りしして切った形を想像したり作ったりしました。これらの活動の後、8等分して切ったときはどうなるか考えました。折り線を対称の軸として線対称な図形ができるのですが、そのような言葉や説明を添えなくても、子どもは楽しみながら実感して理解します。平面を折って切り開くという作業は、子どもの興味をかき立てたり予想に反した完成に驚いたりすることがあります。このような取り組みを通して、子どもの図形を見る目が育てられる実践でした。

⑦「間違いを生かす指導」(4年生)・・・・昨年度の学年で行ったまとめテストの誤答を教材にして、友だちがどのように考えて問題を解いたのかを考えました。間違いの原因を探ることを通して、友だちに考えを伝えたり友だちの考えを理解したりすることができます。考え方や説明の仕方にふれることで算数の楽しさにふれてほしいという、教師が目指す算数の授業で大切にしたいことを具体化した提案でした。また、式に名数を付けて指導することも話題になりました。式の意味や単位量あたりの大きさなどの指導でも有効であるという意見と、面積や割合の指導で疑問があるなどの意見が出されました。

⑧「考え方を式から見てみよう」(2年生)・・・・「3人の子どもたちが、金魚を2匹ずつすくいました。3人合わせて金魚は何匹?」という場面から、子どもは「2+2+2=6」と「3+3=6」の2種類の式で答えを求めました。この2種類の式から、友だちはどのような考えをしたのかをさぐり、説明したり聞いて理解したりしました。自分とは異なる視点や考え方を取り入れることなどで、学び合いの楽しさを知ってほしいという教師の思いのこもった実践でした。

2011年3月9日水曜日

第48回 さんまの会 報告

第48回 さんまの会 報告
 日時: 3月 9日(水) 18:00~
 内容:「D数量関係(関数の考え)」

 夏の日数教で発表する予定の「D数量関係(関数の考え)」について、基本的事項を学んだり実践事例を報告したりしました。関数の考えで大切なことは、「きまりを見付け、それを利用して問題を解決すること」「法則を見付け、有効に使う態度と考えを育てること」「関数を使って、問題を解くことができる体験を保障すること」という提案です。「関数の考えを身に付けさせるには、どんな指導をしていけばよいのか」「関数の考えを便利だと感じさせることのできる指導はどういうのもか」などを話題に話し合いました。D数量関係は、新学習指導要領で1~6年生の全学年で扱うように再構成された領域です。各学年でどのような実践を通し、どのような力を身に付けさせなければならないのかなどを、今後も話し合っていきたいと思います。

2011年2月7日月曜日

第47回 さんまの会 報告

第47回 さんまの会 報告
 日時: 2月 7日(月)
 内容:「単位について(小数+量と測定)」(3年生)

 子どもに単位の具体的なイメージや量感をもたせたいというねらいを、小数の十進位取り記数表と関連させて指導する手立てを考えました。子どもたちが日常的に使っている言葉や物事には、単位をあつかったものが多くあります。例えば、アルプス一万尺の歌、尺取り虫、一寸法師、五寸釘などです。家屋の一畳や一坪もそうです。歴史的には、京と江戸では一升の量が違ったなど、その土地の文化に触れることもできます。それらに気付かせながら授業を進めることで、単位に興味をもったり、単位の仕組みに気付いたり、単位換算したりすることができるのではないでしょうか。また、新学習指導要領では、第6学年の量と測定領域でメートル法について十進法の仕組みによって単位が定められていることなどを学習します。机の面積を○㎠と見るより□d㎡(平方デシメートル)と見る方が量感もとらえやすくなるなど、単位の可能性や魅力についても考えることのできることができました。

2011年1月24日月曜日

第46回 さんまの会 報告

第46回 さんまの会 報告
 日時: 1月24日(月) 18:00~
 内容:「ともなって変わる量」(4年生)

 4年生「ともなって変わる量」について考えました。教科書にある問題だけでなく、円を切った回数や紙を折った回数、水槽を傾けた時の深さや三角形に見える水の形、正方形の紙を山形に積み上げたときの枚数の増え方が平方数になっていることを図で説明できることなど、ともなって変わる量の学習で扱える様々な素材を知ることができました。1つの時、2つの時、3つの時・・・のように順序よく問題場面を見せるのではなく、子どもが既習を生かして表やグラフ、式を考えたり、対応や変化のきまりを見付けたり、特徴を見いだしたりする授業技術についても学ぶことができました。

2010年12月7日火曜日

第45回 さんまの会 報告

第45回 さんまの会 報告
 日時:12月 7日(火) 18:00~
 内容:「たしざんとひきざん」(1年生)

 求大の場面において加法の意味を理解することを目標にした指導を検討しました。異種の数量を扱う場面では、数値をそのまま加法に当てはめるのではなく、場面をきちんと理解することが大切です。根拠をもって立式させたり説明させたりするには、どのような指導の工夫があるかを考えました。例えば、問題場面の提示では単に文章問題を示すのではなく、子どもとのやりとりで場面を具体的に理解させることが、意欲をもって取り組んだり見通しをもって解決したりすることにつながることがわかりました。低学年の実態や思考の流れにそった授業展開について考えることができました。