算数に興味のある方、集まれ~!!

次回、第99回は、11月26日(木)です。提案は「緑表紙」(低学年)、「数学的な考え方を育てる」(6年生)、「拡大図と縮図」です。
第100回は1月31日(日)です。内容は次回決定します。
興味のある方はご連絡ください。
みなさんのご参加をお待ちしています。
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2009年12月7日月曜日

第34回 さんまの会 報告

第34回 さんまの会 報告
 日時:12月 7日(月) 18:00~
 内容:「重さ」(3年生)

 「重さ」の指導について、提案者から①導入を工夫したいな、②正しくはかりで測定するためにこれだけはおさえておきたい!、③量感を育てる活動は?、④重さにおける算数的活動はどんな指導ができそうか、という話題で話し合いました。台ばかりや手作りてんびん、硬貨など、授業で使うものを実際に扱いながら考えました。さっそく明日から使いたい題材も多く、勉強になりました。

2009年11月12日木曜日

第33回 さんまの会 報告

第33回 さんまの会 報告
 日時:10月19日(月) 18:00~
 内容:「拡大図と縮図」(6年生)

 中学校から小学6年生に移行される「拡大図と縮図」は、注目される単元の一つです。2倍、3倍・・・の拡大図は、面積では4倍、9倍・・・のように二乗の関係になります。本時までの学習を生かし、パターンブロックを操作しながらこの関係を子どもが解き明かす授業の展開を考えました。視覚的な操作を行うことで、意欲を換気したり具体的な学びにつながったりすることが期待でき、様々な授業展開を話し合うことができました。

2009年10月19日月曜日

第32回 さんまの会 報告

第32回 さんまの会 報告
 日時:10月19日(月) 18:00~
 内容:「たし算(2)~くり上がり~」(1年生)

 実際の授業のビデオ映像と授業記録をもとに、教師の発問や子どもの発言などをたどりながら授業について考えました。教師や教科書の学習の方向と子どもの思考の方向が明確になり、教師自身の言動や子どもとの受け答えを振り返ることができました。9+4のくりあがりのたし算では、被加数分解や加数分解、五二進法で10のかたまりを作る思考が子どもの中で行われますが、それをブロックなどの教具を利用して説明することで、表現力も高められます。子どもの算数的活動を生かした学習展開を学びました。

2009年9月14日月曜日

第31回 さんまの会 報告

第31回 さんまの会 報告
 日時:9月14日(月) 18:00~
 内容:「はこの形」(2年生)

 3年生から移行される「はこの形」。はこの面を用紙に写し取り、切り取ってはこの形を作る具体的な操作を通して、はこの形の構成や面の位置関係などを学習させます。面や辺、頂点などの用語をどのように理解させるか。展開図(平面)とはこの形(立体)をどのようにすれば関連させて理解させることができるか。話題は尽きませんでした。

2009年7月7日火曜日

第30回 さんまの会 報告

第30回 さんまの会 報告
 日時:7月 7日(火) 18:00~
 内容:「式のあつかい」(少人数)、「いろいろな四角形」(5年生)

 誤答が多い子はいませんか?。式の扱いを丁寧にして誤答をなくすように指導するものの、面倒くさがる子どもたちにはどのように指導したらよいのかを考えました。
 図形の敷き詰めの実践をもとに、指導案検討をしました。単元を通して、図形指導の様々な指導の可能性を考えました。子どもがのってくる授業のネタを学びました。

2009年6月17日水曜日

第29回 さんまの会 報告

第29回 さんまの会 報告
 日時:6月17日(水) 18:00~
 内容:「三角形」(4年生)

 ジオボードを使って二等辺三角形をつくりながら、二等辺三角形の定義や作図などの基礎基本を身に付けたり、二等辺三角形であることを説明することで思考力や表現力を育てたりする指導の検討をしました。会では、子どもと同じように実際にジオボードを使って考えることで、よりよい課題提示や発問の仕方を話し合うことができました。

2009年5月11日月曜日

第28回 さんまの会 報告

第28回 さんまの会 報告
 日時: 5月11日(月) 18:00~
 内容:「平成21年度 全国学力・学習状況調査」について

 4月21日に小学校6年生に実施された「平成21年度 全国学力・学習状況調査」について、問題を実際に解いたり検討したりしながら、求められる学力や授業の展開について考えました。問題の答えを求めるだけでなく、その過程にある考え方の大切さや、そのような考え方を身に付けさせる授業のあり方について、具体的な意見が出されました。

2009年4月22日水曜日

第27回 さんまの会 報告

第27回 さんまの会 報告
 日時: 4月22日(水) 18:00~
 内容:「拡大図・縮図」(6年生)

 校舎の高さを測る方法を計画し、実践する指導案を検討しました。これまでの学習を生かして比や置き換え、実測等のアイデアで計測し、子どもたちの意見交換で練り上げる授業を考えました。探究型の学習を展開するには、子ども自身が学習を深めたくなる欲求をもつような課題や支援が大切であることや、子どものアイデアを認め具体的に誉めることの大切さを学びました。

2009年3月16日月曜日

第26回 さんまの会 報告

第26回 さんまの会 報告
 日時: 3月16日(月) 18:00~
 内容:日頃の算数実践から」

 初任者で算数少人数で指導されてこられた提案者が、日頃の算数指導で課題としていることや疑問に思うことなどをもとに意見交換されました。①ノート指導、②テスト等案の採点、③教室掲示、④教えたいことを子どもに先に言われてしまったとき、⑤子どもの能力差をどのように埋めるか、です。参加者の実践や坪田先生のお話に学ぶことの多い会でした。
 第23回さんまの会で提案された1年生の「引き算(2)」の実践報告もされました。

2009年2月2日月曜日

第25回 さんまの会 報告

第25回 さんまの会 報告
 日時: 2月 2日 18:00~
 内容:ご講演「算数的活動(演繹的に考え説明する活動の実際)」

 新学習指導要領の実施に向け、算数の授業はどのように変わるのか。①帰納的な考え、②類推的な考え、③演繹的な考えのそれぞれについての説明や、授業はどのように展開されるのかについて具体的に解説していただきました。これまで混然としていた数学的な考え方がすっきりと整理された思いでした。専門書「Induction and Analogy in Mathematics」(G.Polya著)も紹介していただき、たいへん勉強になりました。

2009年1月20日火曜日

第24回 さんまの会 報告

第24回 さんまの会 報告
 日時:1月20日(火) 18:00~
 内容:「割合」(5年生)

 指導も児童の理解も難しいと言われる「割合」についての提案でした。問題をとらえさせる工夫、数直線などを使って解決させる手立てなどを意見交換しました。「帰納的にきまりを発見する」→「きまりのわけを演繹的に考える」→「発展的に考える」という授業展開は、たいへん興味深いものでした。子どもが一番素直に考えるところを前提にして授業を組み立てるべき。「当然○○だ。」と考えていたものが違ったときに、子どもの学習意欲は高まるという話に、授業づくりの大切な点を改めて学びました。