第38回 さんまの会
日時: 4月12日(月)
内容:「算数の授業開き」
新年度を迎え、新しいクラスでの算数の授業が始まりました。本会では、
子どもたちが算数好きになってもらえる工夫を紹介し合いました。
①ものの位置(2年生)・・縦横2つの要素を使って、ものの位置が決まる
ことを2年生で扱いました。席替えをきっかけにすることで子ども
たちの意欲も高まり、2つの要素は何を現しているのかを子どもたちが解き明かしました。
②4つの4(4年生)・・4年生に進級したことを御祝いして、4つの4を加減乗除して1~9までの答えを導くことに取り組みました。計算のきまりや( )を使った式などの学習にも広がり、計算力も高まりました。
③魔法陣(4年生)・・縦横3マスずつの9マスに、縦横ななめの合計が同じになるように1~9までの数字を入れる魔法陣です。計算練習問題に取り組むよりも楽しく熱心に計算に取り組みました。本会では、段階的に魔法陣に取り組むことで誰もが参加しやすくなることや、魔法陣の形を変えて取り組むことでさらに可能性が広がることが話題になりました。
④ここに入るマークは何?(4年生)・・「|」「○」「△」・・・というマークの並び方の決まりを発見して、説明することに挑戦させました。数の素(素数)の発見につながる題材ですが、本時では説明の仕方や学級での学び合いの実態を探ることもできました。
⑤ジャマイカ(4・6年生)・・黒2個、白5個のさいころを組み込み、ふって出たサイの目を使って計算力や数感覚等を育てる教具「ジャマイカ」。黒2個の和と白5個の和が同じになるように、出た数字をどう扱ったかを考えたり説明したりしました。本会では、低学年でも大小比較などで扱えるなど、ジャマイカの生かし方が話題になりました。