第88回 さんまの会 報告
日時:11月28日(金)
内容:「図形の面積」 第5学年
既習事項を生かして新しい図形を見たり、面積の求め方や公式を考えたりするための指導を考えました。
本提案は、校内研の指導案と実線報告からでした。
本時は、ひし形の面積を求めるために図形をどのように見るか、必要な長さを選択してどのように考えるかに取り組ませました。ひし形の面積を求める公式を作るところまでねらいましたが、本時では行き着きませんでした。時間の使い方や展開、ねらいの立て方、本時までに積み上げておくことなどが、反省としてあげられました。
会では、図形の面積は、垂直関係にある2直線を見出そうとする見方や考え方が大切であることが話題になりました。授業のアイデアとして、垂直関係にある2直線を対角線と見て操作して、図形を作る学習が紹介されました。すると、どのような図形も面積の求め方が1つに統合されます。垂直関係にある2直線を考えることが面積の本質に迫ることであると考えることができました。さっそく子どもと学習したくなるほど面白さを感じることができました。
算数に興味のある方、集まれ~~!! こちらは、算数教育に関心がある方々が、自主的に指導法などを持ち寄って勉強する、 なごやかで楽しい会です。 興味のある方は御連絡ください。一緒に勉強しませんか? くわしくは以下までメールをください。
算数に興味のある方、集まれ~!!
次回、第99回は、11月26日(木)です。提案は「緑表紙」(低学年)、「数学的な考え方を育てる」(6年生)、「拡大図と縮図」です。
第100回は1月31日(日)です。内容は次回決定します。
興味のある方はご連絡ください。
みなさんのご参加をお待ちしています。
→ mo.ri2.n.mo.ri2.n@gmail.com
第100回は1月31日(日)です。内容は次回決定します。
興味のある方はご連絡ください。
みなさんのご参加をお待ちしています。
→ mo.ri2.n.mo.ri2.n@gmail.com
2014年12月9日火曜日
第87回 さんまの会 報告
第87回 さんまの会 報告
日時:10月16日(金)
内容:1.「変わり方調べ」 第4学年
2.「図書館を活用した算数授業の在り方を探る」 第6学年
1.「変わり方調べ」第4学年
関数の考えで問題を解決する際、依存関係を自分で見付けられるように育てたい。具体的には、マッチ棒をならべて四角を作るとき、「マッチ棒は何本でしょう?」と発問でせず、子ども自身で依存関係に着目して問題を解決するように育てたい。そのような授業展開について考えました。
事前授業での反省から、フラッシュカードを使った導入や依存関係に気付かせる手立てなどについて検討しました。提案者の実践をうかがいながら、参加者は子どもの気持ちになって考えることができました。
子ども自身が問題を解くためにきまりを見付けたり使ったりすることが有効であることや、きまりを見付ける見方や考え方を育てることは大切です。しかし、教科書などではすでに依存関係や調べる項目が示されていることが多いので、きまりのよさを実感させたり自在に使えるようにさせたりすることは難しいです。このような状況を打破し、指導に生かせるようにすることは、今後も勉強していかなければならないと改めて考えました。
2.「図書館を活用した算数授業の在り方を探る」
前回の提案の実践報告です。
第6学年算数的活動(1)イ「身の回りで使われている量の単位を見付けたり、それがこれまでに学習した単位とどのような関係にあるかを調べたりする活動」を、図書館を利活用して達成することをねらいます。
「『kL』という単位はあるでしょうか?」と発問すると、「ない」と答える子がいる一方で、「kmやkgがあるのだから、kLもあるのでは」と予想する子もいました。そして、「m・c・kが付くことで単位の意味が決まるのではないか」「他にも単位の不思議はないだろうか」などの疑問が生まれます。これらの疑問を解決するのに、図書館などを利活用するのです。
「1㎞=1000m」を暗記させるのではなく、子どもの「調べてみたい」という目的意識を育てることが、生涯につながる学力を育てることになると考えることができました。
日時:10月16日(金)
内容:1.「変わり方調べ」 第4学年
2.「図書館を活用した算数授業の在り方を探る」 第6学年
1.「変わり方調べ」第4学年
関数の考えで問題を解決する際、依存関係を自分で見付けられるように育てたい。具体的には、マッチ棒をならべて四角を作るとき、「マッチ棒は何本でしょう?」と発問でせず、子ども自身で依存関係に着目して問題を解決するように育てたい。そのような授業展開について考えました。
事前授業での反省から、フラッシュカードを使った導入や依存関係に気付かせる手立てなどについて検討しました。提案者の実践をうかがいながら、参加者は子どもの気持ちになって考えることができました。
子ども自身が問題を解くためにきまりを見付けたり使ったりすることが有効であることや、きまりを見付ける見方や考え方を育てることは大切です。しかし、教科書などではすでに依存関係や調べる項目が示されていることが多いので、きまりのよさを実感させたり自在に使えるようにさせたりすることは難しいです。このような状況を打破し、指導に生かせるようにすることは、今後も勉強していかなければならないと改めて考えました。
2.「図書館を活用した算数授業の在り方を探る」
前回の提案の実践報告です。
第6学年算数的活動(1)イ「身の回りで使われている量の単位を見付けたり、それがこれまでに学習した単位とどのような関係にあるかを調べたりする活動」を、図書館を利活用して達成することをねらいます。
「『kL』という単位はあるでしょうか?」と発問すると、「ない」と答える子がいる一方で、「kmやkgがあるのだから、kLもあるのでは」と予想する子もいました。そして、「m・c・kが付くことで単位の意味が決まるのではないか」「他にも単位の不思議はないだろうか」などの疑問が生まれます。これらの疑問を解決するのに、図書館などを利活用するのです。
「1㎞=1000m」を暗記させるのではなく、子どもの「調べてみたい」という目的意識を育てることが、生涯につながる学力を育てることになると考えることができました。
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