第47回 さんまの会 報告
日時: 2月 7日(月)
内容:「単位について(小数+量と測定)」(3年生)
子どもに単位の具体的なイメージや量感をもたせたいというねらいを、小数の十進位取り記数表と関連させて指導する手立てを考えました。子どもたちが日常的に使っている言葉や物事には、単位をあつかったものが多くあります。例えば、アルプス一万尺の歌、尺取り虫、一寸法師、五寸釘などです。家屋の一畳や一坪もそうです。歴史的には、京と江戸では一升の量が違ったなど、その土地の文化に触れることもできます。それらに気付かせながら授業を進めることで、単位に興味をもったり、単位の仕組みに気付いたり、単位換算したりすることができるのではないでしょうか。また、新学習指導要領では、第6学年の量と測定領域でメートル法について十進法の仕組みによって単位が定められていることなどを学習します。机の面積を○㎠と見るより□d㎡(平方デシメートル)と見る方が量感もとらえやすくなるなど、単位の可能性や魅力についても考えることのできることができました。